記憶喪失の記録（後悔日誌㉕）「二ヵ月経って」「連休初日」「休日出勤と祈り」

後悔日誌の更新となります。

今回は（R2.5.19）～3日分となります。

※良く質問のメールを頂くのですが

この後悔日誌は「創作」「投稿小説」ではありません。

全て実際に起きていた事象。

ノンフィクションです。

その日の出来事を纏めていた日記です。

※書いていた日記を基に誤字脱字を修正した読みやすい文章にしています。

※進展や特記出来るものが無い内容の日記の日は割愛しています。

※各日記のタイトルは整理しやすいように、それらしいものを付けています。

※そのため説明文的になりがちで、敬語ではありません。

ご容赦ください。

（R2.5/19）「二ヵ月経って」 

ここに来て二ヵ月が経ってしまった。

仕事は確かに昨日の板長の宣言通り

滅茶苦茶忙しかった。

でもそれだけ。

後は何も変わらない。

妻に会いたい。

子供達に会いたい。

義父母に会いたい。

明日からは二連休。

だから何？

何もない。

皆は「自由だよ！」

そう言ってくれる。

けど自分が欲しいのは

自由なんかじゃない。

人として

夫として

父として

当然の責務や行動。

それが許される生活。

本当に欲しいのはそれだけだ。

気分が沈む

もう寝よう。

（R2.5/20）「連休初日」

連休一日目。

今日は一度も外に出なかった。

掃除、洗濯、一通りの家事をして

自身の記憶の整理をしてまた落ち込む。

頑張ると決めたのに。

前を向かなきゃと分かっているのに。

仕事が無いと本当に辛くて仕方ない。

子供達は今何をしているのだろう？

必ず帰る･･･

決意は揺らいではいない。

しかしまぁ･･･

本当に何も無くて･･･

書くことが無い。

まだ20時。

でももう寝よう。

（R2.5/21）「休日出勤と祈り」

連休二日目。

今日は社長に

「米を買いに行くから」

「運んで」

そう言われた。

ちなみに無給。

調理場の面々からは

「休みなのに？」

「給料出るの？」

「それはどうなの？」

そんな言葉があがっていた。

正直な所自分も「ん？」と思うところはあったが

何もやる事が無いので引き受けた。

米屋までの移動中、車内では何も話すことが無かった。

社長は色々と話しかけてくれた･･･が。

正直自分はこの人が苦手だ。

助けて貰った事。

生活再建までの間、お世話になっている事。

その事には本当に言い表せない位の感謝をしている。

だが、話の途中で何度も･･･

「親や知り合いは君と縁を切りたいだろうね。」

そういった、分かっていても心にダメージを受ける事。

そして妻の事を･･･

「元奥さん、元奥さん。」

そう連呼。

うるさい。

まだ別れたわけではない。

立ち上がろうとする自分の足下を払う様な言葉を

何度も何度も連呼する。

作業自体は簡単だった。

30kg×10袋の米をトラックに積み込むだけ。

ちなみに社長は自分が積み込んでいる間

ずっと女店主と話し込んでいた。

作業よりも車内での会話で疲れたよ･･･

正直、終始無言の方が楽だった。

記憶は少しずつだが戻ってきている。

早く悪い記憶も思い出したいが･･･

なかなかうまくいかない。

最近はバカな話だが･･･

一日三回、祈りを捧げている。

困ったときの神頼みって奴かな。

虫が良い話だとは分かっている。

「神様、仏様、どうかお願いです。」

「残りの命、他に望むものは何もありません。」

「どうか妻と子供達の元に私を帰してください。」

「どうかもう一度チャンスをください。」

「残りの人生を三人の為に全てを捧げます。」

「迷惑をかけた人たちへの償いに使います。」

「勤勉に生き、愛する三人に一生をかけて」

「今までかけた迷惑と罪を打ち消せるほどの幸せを届けます。」

「ですからどうか聞き届けてください。」

ここまで必死に、そして真剣に何かを祈る事はきっと･･･

これまでもこの先も絶対に無いだろう。

今は何にでも縋るし、なんでもする。

手段も選んでられない。

折角生き残ったのだ。

必ずやり遂げよう。

※以上が今回更新分の日記となります。

次回の更新は2日後を予定しています。

どうか読んでやってください。

このブログを少しでも誰かに読んでもらいたい･･･

どうか応援のクリックをお願いします！

にほんブログ村