誕生日とディズニーランド

こんばんは。

今日は自分にとって、とても特別な日です。

自分の双子の息子達。

愛しい我が子達の2歳の誕生日です。

記憶を失くして、少し経って思いだした

「10/12」

の日付。

失くしていった記憶の中でも残っていたこの日付。

本当の本当に大切で特別な日。

深夜、日付が変わって一番に

届かないことは分かっていても･･･

「お誕生日おめでとう！」

そう声に出しました。

日中は街に出て。

お金は大切にしないといけないと分かっていましたが

二人に誕生日プレゼント

レゴブロックを購入しました。

まだ渡す資格は無い。

この先、いつ渡せるかも分からない。

だからこそ･･･

だからこそ、渡せるように頑張ろう！

そういった決意も湧きました。

二人の笑顔を頭に思い浮かべ

プレゼントを選んでいた時。

フラッシュバックが起きました。

自分は去年の今頃

家族四人でファーストディズニーを楽しんでいました。

子供が出来る前から大のディズニー好きだった私達夫婦。

妻はほぼすべてのディズニー映画に詳しくどれも好き。

どれを見ていても感動で泣いてしまう。

自分はトイストーリー2が一番好き。

ラストのウッディーの「だったら一緒に作ろうぜ！」

あのセリフを聞くと何度でも泣けてしまう。

つまりお互い泣くほどディズニーが好きだった･･･

そんな二人。

子供達の一歳を記念して･･･

初めてのディズニー旅行。

あぁ･･･鮮明に蘇ってきました。

余裕を持って観光を兼ねての3泊4日。

日程や行動、泊まった場所

車の中で流したDVDや曲すら思い出しました。

朝は暗いうちから妻と子供達を起こさないように･･･

こっそりお弁当を作って。

サービスエリアに着く度にオムツを見て

色々な景色を見せたいから外を抱っこして見せて。

ディズニーランドでは･･･

ベビーカーに乗せた子供達にファーストビジットのシールを貼って。

パレードをいっぱい見せてあげたくて

早くから妻と交代で陣取って･･･

クリスタルパレスの食事時にはなぜか次男が大興奮。

とにかく机から抜け出そうとして･･･

それでも疲れたのか二人揃って眠った時には

お互いに打ち合わせも無くガッツポーズ。

二人で互いの労を労いながら･･･

食事を楽しんで。

カレーをお替りし続けたら

「何回食べるのそれ！」

なんて笑われて･･･

夕暮れ時のウェスタンランドをベビーカーを押して歩いて。

マークトウェイン号に乗って。

大興奮した子供達が

ひたすら対岸に向かって手を振っていて。

少し早めに退園して･･･

入口のゲート前で妻が

「最高のディズニーだったよ！」

「何回来ても最高を塗り替えてくれるから凄いよね！」

なんてはしゃいでいて。

最後にみんなで記念写真。

子供達が動きまくって全然写真がとれない！

諦める様に諭して･･･

「この先何回でも来ればいいよ。」

妻にそう言ったっけ･･･

あの時しっかり写真を撮っておけばよかったな。

どうしてこんなことになってしまったのか･･･

いや、自分のせいなのは分かっています。

それでも自分は諦めていない。

今は何もかも無理。

断言できるし、理解している。

でも

絶対に償い。

絶対に巻き返して見せる。

必ず、買い貯めたプレゼントを渡しに行く！！

いつになるかは正直分からない。

でも希望は絶対に捨てない。

またもう一度。

あのゲートの前で撮れなかった家族写真を撮る。

撮って見せる！

子供達。

パパはこんな風になってしまって

今年の二人の誕生日を祝えませんでした。

でもね

二人の事を知っている人達の中で誰よりも遠くにいるパパだけど

誰よりも強く二人の事を想ってる。

本当に産まれてきてくれてありがとう。

一年無事でいてくれてありがとう。

必ずプレゼントを渡しにいくからね。

本当に本当に

お誕生日おめでとう！

さぁ、泣いてなんかいられない。

新しい目標も出来た。

副次的に思いだした。

道中の車の中で聞いていた、自分の大好きだった歌。

その歌詞にもあった。

「諦めない明日を、そして振り向かない昨日を」

振り向きはするかもしれない。

だけど諦めは絶対にしない。

明日からも頑張ろう！

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