記憶喪失の記録（後悔日誌㉗）「最高の一日」「再びの頭痛」「愛すべき人達」

後悔日誌の更新となります。

今回は（R2.5.25）～3日分となります。

※良く質問のメールを頂くのですが

この後悔日誌は「創作」「投稿小説」ではありません。

全て実際に起きていた事象。

ノンフィクションです。

その日の出来事を纏めていた日記です。

※書いていた日記を基に誤字脱字を修正した読みやすい文章にしています。

※進展や特記出来るものが無い内容の日記の日は割愛しています。

※各日記のタイトルは整理しやすいように、それらしいものを付けています。

※そのため説明文的になりがちで、敬語ではありません。

ご容赦ください。

（R2.5/25）「最高の一日」 

最高の天気！

ちょっと早いけど気持ちの良い夏晴れ！

そして今日は休日！

最高の一日だろう！

普通の人なら。

自分にとっては仕事も無く

ただただ辛い、何も変わらない日常だ。

きっと家族と一緒に居たのなら

朝寝坊を少しだけして。

妻と子供達を連れて出かけて。

一日フルパワーで遊んで。

どこかで外食でもして帰る。

最高の一日だろう。

家に帰りたい･･･

いや、帰る家なんてもう無かった。

●●（妻）子供達をありがとう。

大変なこの時期に、本当にありがとう。

本当に愛している･･･

ごめんね。

ごめんね。

義父さん、ごめんなさい。

あなたとまた話をしたい。

尊敬すべき最高の父親です。

義母さん、ごめんなさい。

あなたのカレーをもう一度食べたい。

あなたから受けた愛情は決して忘れていません。

子供達、ごめんなさい。

二人に会いたいよ。

早く会える様に頑張ります。

一番ツライ思いをさせてしまっているね。

本当にごめんなさい。

休日は･･･やっぱり駄目だな。

明日からはまた頑張ろう。

（R2.5/26）「再びの頭痛」

頭痛が酷い！

病気とか悪い物ではないと思うのだが。

とにかく今日は頭が痛かった。

「頭が割れる」

そんな例えがあるが

それとは違う。

「頭の内側から何かが飛び出してきそう」

そんな感じの痛さだ。

仕事中、頭が痛すぎて何度も座り込みそうになったが

その都度、気合を入れ直して何とか一日乗り切る事が出来た。

周りは「今日はもう休んだ方が」と心配してくれた。

でも･･･

今の自分に出来る事。

そして存在を許される時間。

少しでも償いに繋がるかもしれない時間。

絶対に休む気はない。

コロナウィルスや危険な感染症。

そういった物にかからない限りこの先もずっとだ。

それに●●（妻）や皆は･･･

一切休まず子供達を見てくれている。

子供達は子供達で

この状況でも育ってくれている。

それなのに自分が頭痛程度で休むなんて

申し訳が立たないし、許されるわけがない。

自分は･･･勤勉さ、真面目さ位しか取り柄しかない。

この先ずっとそれは失くさないで行こう。

明日も仕事だ。

少し早いが、今日は寝ておこう。

（R2.5/27）「愛すべき人達」

今まであまりこんな事は無かったが。

今日は仕事中に感情が溢れ出してしまった。

家族で過ごしていた日々の記憶が蘇ってきている。

●●（次男）は夜泣きがとにかく凄かった。

寝かしつけにはおしゃぶりが必須！

そのおしゃぶり姿も可愛くて仕方なかったのだが･･･

脱おしゃぶりの際は本当に大変だった。

●●（長男）はとにかくご飯を食べなかった。

本当に食事の面で苦労した。

●●（妻）と二人でメニューを必死に考えて。

食べては喜び、食べなくなってはまた悩むを繰り返した。

でも、その大変で苦労した日々も･･･

どんなものにも代えられない幸せ過ぎる日々だった。

日常を過ごしていた時の自分の心境をしっかりと思いだした。

妻も子供達も心から愛しているし。

自分がしっかりと守っていこうと心から思っていた。

責任を押し付けるような言い草だが。

卑怯者と思われるだろう。

しかし･･･

自分は「もうひとり」に気付け無かった。

悔しい。

悔しい。

過去の自分を消してやりたい！！！！

他から見れば、聞けば。

いや事実なのだが。

全て自分がやったことだ･･･

分かっている。

でも、自分には妻や周囲を裏切ることなど絶対に出来ない。

自分の振りをして？

皆を苦しめて？

許せない･･･

畜生。

くそ！！

何もかも失った。

自分はいったい何なんだ？

自分の様な人間は他にもいるのか？

誰もが聞けば「馬鹿な話を･･･」そんな反応をするだろう。

もうなにがなんだか分からない。

それでも、それでもだ。

今出来る目の前の事をこなし

一日でも早く「普通」の生活に戻らなければならない。

言葉は無意味だ。

行動で示さねばならない。

今は無理でも妻には･･･

「あなたから奪った物を全て何百倍にもして返します。」

子供達には･･･

「パパが一生をかけて君達を助けます。」

義父母には･･･

「私の残りの一生をかけて償わせて頂きます。」

そう伝えた上で

しっかりと実行できるように。

そこを目指さなければならない。

※以上が今回更新分の日記となります。

次回の更新は2日後を予定しています。

どうか読んでやってください。

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